はまぼうふう
セリのような清々しい風味とシャキシャキとした食感がくせになる
「はまぼうふう」って何?そんなご質問をいただくことも多いはず。今では非常にめずらしい食材となりました。
シャキシャキとした食感とセリのような清々しい風味が特徴のはまぼうふうをさっぱり甘い甘酢漬と、風味を活かしたオリーブオイル漬に仕上ました。
一口食べると何とも言えない爽やかな香りが口いっぱいに広がります。
商品紹介
はまぼうふうの甘酢漬

はまぼうふうのオリーブオイル漬

素材の風味と持ち味を存分に楽しんでいただくために、あえてシンプルに、はまぼうふうと塩、オリーブオイルのみ。はまぼうふうのセリのような風味とシャキシャキ食感、さらに程よい塩加減がはまぼうふうのうま味を引き立ててくれます。そしてチュニジア産オリーブオイルは、くせがなくさっぱりとしていてはまぼうふうとの相性抜群。残ったオイルは、バケットに染み込ませたり、生野菜やチーズにかけて最後の1滴までがごちそうに。
販売時期は5~1月になります。
賞味期限 | 60日 | |
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原材料名 | はまぼうふう、漬け原材料(オリーブ油、食塩) | |
栄養成分表示 (100g当たり) |
エネルギー | 135kcal |
たんぱく質 | 0.8g | |
脂質 | 14.2g | |
炭水化物 | 0.9g | |
食塩相当量 | 1.2g |
レシピ例
焼きたてバケットにのせれば、ワインやシャンパンにもよく合うお洒落おつまみに。
チーズ、パスタ、豆腐にのせて洋風やっこなど、楽しみ方が広がります。
島根県大根島産はまぼうふうについて
はまぼうふうは、懐かしくて新しい『海辺のハーブ』
はまぼうふうは漢字で「浜防風」と書きます。かつては各地の海岸に自生していましたが、乾燥させた根が生薬として利用されることから乱獲が進み、天然のはまぼうふうは今ではほとんど見られなくなりました。
現在は、島根県の大根島(だいこんじま)の他、埼玉県、茨城県、愛知県などで生産・出荷されています。
株元の白い部分は柔らかくてかすかに感じる甘味があり、葉の部分にはほろ苦さを感じます。
タラの芽よりえぐみが少なく繊維質の少ない、とっても上品な味わいです。
ハウス栽培されたやわらかい新芽の葉と茎の部分が食用として出荷され、料亭などでは、こうしたものを刺し身に添えたりします。はまぼうふうの清清しい風味が魚臭さを抑えてくれる効果があり、鮮やかな赤い茎色も人気があります。
上記写真のように、 初夏には半球状の白くてかわいい花を咲かせます。
はまぼうふうの生産地について
日本一低い火山島?!自然の魅力がたっぷりの「大根島」
大根島は島根県と鳥取県の間、中海に浮かぶ小さな島で、「日本で一番低い火山島」とも言われています。
穏やかな海にぽつんと浮かび、緩やかな丘に広がる田園風景やゆるやかなS字の農道など、あちらこちらに心地よい魅力が感じられる、とっても素敵な島です。
火山による黒ボク土と、中海の海藻を肥料に利用する文化が1000年以上続けれらた歴史もあり、ミネラル分が多く肥沃な土壌で、ボタンをはじめ、様々な農産物が栽培されてきました。
はまぼうふうの商品開発
ミネラル分豊かな土壌で育つはまぼうふうとの出逢い

はまぼうふうを生産していただいている「はまぼうふう生産組合」さんです。
大根島でのはまぼうふうの栽培を20年以上前から進めてこられました。
はまぼうふうは、これまで料亭などで、お刺身の”つま”や、天ぷらの具材として利用されてきましたが、「この魅力ある農産物をもっともっと楽しんでいただきたい」という熱い想いのもと、松江市地域おこし協力隊さんが生産組合さんとけんちゃん漬を繋いでくださり、新しい商品の誕生につながりました。
歯触りがよく、風味を損なわない漬物として開発
刺身のつまなどに利用されるはまぼうふうはハウス栽培で育てられた柔らかく小さいものですが、今回漬物として開発するものは、露地栽培のもの。ハウス栽培のものに比べると、大きくて香りはより強いけれど、茎や葉がしっかりとしてやや硬いかな、という印象。露地のものは、茎の硬さをうまく加工できれば、その食感と風味は最高!「これはきっと面白い漬物ができる!」と確信し、この新しい食材との出会いに胸が大きく高鳴ったことを覚えています。
何度も何度も試作を繰り返して完成したお漬物は、茎のシャキシャキ感が心地よく、青臭さが減り、セリのような清々しい風味が引き立ち、はまぼうふうが本来持っている魅力を存分に引き出すことができる仕上がりになりました。
甘酢漬は、自然の赤色を引きだし、普段の食卓だけでなく、おもてなしにも使っていただきたいという思いから。
オリーブオイル漬は、お漬物を食べる機会のない方にも手にとっていただける商品にしたいという思いで。
大根島とはまぼうふうの魅力を沢山の方に知っていただけるきっかけになれば。そんな思いで開発した商品です。
甘酢漬の赤色は、着色料を使わない自然の赤色です。華やかな赤色は和の付け合せにもぴったり。シャキシャキ食感とさっぱり甘酢味が後引く美味しさ。
販売時期は5~1月になります。
(100g当たり)