メディア紹介
通販生活・2006年冬号
「伝統食材は、ここまで追い込まれているのか」というテーマで、伝統漬物5品の中に選ばれ、Webサイトの商品ページも掲載していただきました。
通販生活掲載時のエピソード
2005年までは、青しま瓜は、島根の特産品として認知されておらず、県内で、何トン採れているか調べてみたら、年々減ってきており、近年では200トン未満しか収穫されていませんでした。
これまで出雲地方では、どこの家庭でも、塩漬した瓜を梅雨明けに天日に干し、酒粕に漬け、家庭の味として大事に保存されてきました。
天日に干すことにより、ぽりぽりした食感と、どこか日向の香りのする粕漬が出来ます。
しかし近年は、酒粕も少なく高騰してきており、手間隙かけて家庭で漬けて、楽しむ人は少なくなってきました。
弊社は、この伝統の味を守りたい為に、地元の酒屋さん3社にお願いし、上質な酒粕を確保し、1枚1枚丁寧に手造りで昔ながらの粕漬を漬けています。
そのことが、認められ、掲載に至りました。
カタログハウスさんは掲載するに当たり、何度も東京から来られ、瓜の畑や使っている肥料、酒粕、みりんに至るまで、納得がいくまで見て、食してみられ、その一生懸命な姿勢に頭が下がる思いでした。